◎『緊急ミニトイレ』配布のきっかけ
近年、道路脇に投棄される「尿入りペットボトル」が問題となっています。
トラックドライバーは、自然災害や駐車スペース不足などにより、トイレ探しに苦労しているそうです。特に、ETCの深夜割引が適応される時間帯には、割引待ちのトラック渋滞が発生し、サービスエリアやパーキングエリアでの駐車スペース不足が問題となっています。新型コロナウイルスの影響もあり、トイレの使用を一時的に禁止しているコンビニエンスストアもあります。そうした中で、ドライバーの一部がトイレに行くのが面倒だったり、渋滞に巻き込まれたりするために、道路脇にペットボトルを捨ててしまうのです。
また一般社団法人大阪電業協会は、道路沿いの清掃を行っています。この問題について改めて話を伺いました。「黄金のペットボトル」は道沿いの植え込みの中などに落ちており、月に一度、10-15人の掃除を行うと約10本見つかるそうです。ゴミは季節に関係なく、通年同じ量が捨てられています。特徴として、時間の経過によって中身が茶色の液体に変色していることが多いです。尿入りペットボトルはキャップを開けて中身を廃棄するため、衛生面についても不安の声が上がっています。
これは社会全体にとっても深刻な問題であり、『緊急ミニトイレ』の導入が、ドライバーのトイレの問題を解決し、ボランティアの清掃における衛生上の問題を解決すると弊社は考えました。
◎実際の活動①:課題解決の第一歩を、和歌山から
2021年6月18日(金)に、和歌山県トラック協会に『緊急ミニトイレ』を寄贈しました。この際は、2個入り5,000セット、計10,000個を和歌山県トラック協会にお送りいたしました。
「黄金のペットボトル」の問題は、必ずしもトラックドライバーによるものではありません「緊急ミニトイレ」を送り、現場の方と協力して解決に向けて取り組むことが有益だと考えました。
贈呈式では、和歌山県トラック協会会長の阪本享三氏から「トラックドライバーさんはサービスエリアや渋滞で苦労している。この寄贈は非常にありがたい」との言葉をいただきました。
◎実際の活動②
2021年10月2日(日)に和歌山県トラック協会が開催したイベントにて、弊社の『緊急ミニトイレ』を配布しました。この際には2個入り10,000セット、計20,000個をイベント会場の皆様に配布いたしました。
当日は、特にファミリーやペットを連れた方からの反応がよく、「ありがとうございます」「これは助かります」などの言葉をいただきました。また、小さなお子様を連れている方は「すごく助かります。上の子には下の子のおむつを履かせることもあるので」と、渋滞時のトイレ対策について語ってくださいました。
今後もサンコーは、年末年始の帰省シーズンや長期休暇によって発生する渋滞に備えられる『緊急ミニトイレ』の啓発活動を続けてまいります。
◎実際の活動③
2022年4月9日(土)には、海南警察署主催「春の交通安全運動 啓発活動」にて安全運転のお守りにサンコー「緊急ミニトイレ」を配布しました。
当日、サンコーは、3~9歳のお子さまがいるドライバーを対象に「子どものトイレと運転」に関する調査を行いました。その結果、84%のドライバーが、運転中にお子さまが「トイレに行きたい」と言って運転を急がされた経験があることが分かりました。
また、そのような状況で「事故が起きかねない、危ないと思った経験がある」と回答したドライバーも約60%いたことが明らかになりました。しかしながら、調査の結果、過半数以上の約60%のドライバーが車内に携帯用トイレを常備していないと回答しました。
そこで、お守りとして携帯トイレを持っていて欲しいとの気持ちを込め、イベントに参加していただいた方たちにサンコーの『緊急ミニトイレ』を配布いたしました。
◆商品紹介:【コンパクトで車に常備!『緊急ミニトイレ』】
・商品ページ
https://onlineshop.sanko-gp.co.jp/products/112
吸水機能が付いた、コンパクトな携帯用トイレです!渋滞時や災害時のお守りとしてお持ちください。約500ccの水分を素早く吸水し、なんと本体を逆さにしても水分がこぼれる心配がありません。2個入りで、捨て袋も2枚付属しています。上記ページよりお買い求めください。